UT×北斎漫画

北斎漫画とは?1814(文化11)年、北斎55歳のときに刊行がはじまり、最終の15巻は北斎歿後の1878(明治11)年
に出版された全15巻の版本で、北斎の名を世界に知らしめた「絵の百科全書」ともいうべき大作です。
掲載された図版は約4000図。人物や風俗図、動植物、風景、建築物、武器や武具、中国・日本の
故事や伝説の一場面、妖怪にいたるまで多彩な図柄が描かれており、フランスの印象派など海外の
芸術家へ影響を与えたことでも知られています。
<漫画>とは、とりとめなくほしいままに描いた画のことをいいますが、『北斎漫画』は、現代の漫画のルーツ
といえるダイナミックな紙面表現と軽く洒脱な精神を持っています。

北斎漫画2編9丁

『北斎漫画』2編9丁に載る、いろいろなお面。右から横に、「舞楽」「大天狗」「小天狗」「天狐【てんこ】」「狐」「鬼」「外道」「ひょっとこ」「しほふき」「おかめ」「猿」「山ノ神」「福神」「天狗」。

北斎漫画3編8丁

『北斎漫画』3編8丁の「すずめ踊り」。
編笠をかぶって、雀の所作をまね、コミカルに踊る奴踊りの一種。
踊りの所作の特徴をコマ割りで描いた、アニメーションの原型ともいえるスケッチ。

北斎漫画3編28丁

『北斎漫画』3編28丁に載る、
一つ目、三つ目の鬼たち。

北斎漫画3編7丁

『北斎漫画』3編7丁。
臨場感あふれる相撲の四十八手を描いた一場面。
行司の姿もぴしっと決まってます。

北斎漫画11編4丁

『北斎漫画』11編4丁。
タイトルは「勝敗」、獅子が二頭で組み合う場面。

北斎漫画3編21丁

『北斎漫画』3編21丁。
表面は抜き身の刀をかまえた「天狗」。裏面の「狒々【ひひ】」は、山中に棲み、猛獣をとり食らう妖怪。

北斎漫画11扉絵

『北斎漫画』11編扉絵。
七福神のひとりで、幸福・封録・長寿の三つの徳を具現化した「福禄寿」の頭にのった子供がタイトルを筆で描いている。

美術出版UNSODO

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